傷口がない!?画期的な大腸がん手術

1970年に誕生した草加病院では、日本ではじめてある治療方法を確立した病院です。

それはいまでは当たり前のように使用されているもので、内臓疾患では使用しない病院がないほどです。

簡単に解説をすると、腹腔鏡手術というのがそれです。

胃から大腸・子宮や膵臓でも扱える処置で、わずか2ミリの小さな穴をあけるだけで疾病を治すことが可能。

これは草加病院でしか当初は実施をされておらず、医療関係者の間では神業と言われていました。

現在は厚労省が正式に認可を下して折り、国内の大きな施設では対応をされるようになりました。

たとえば日本人で多くの方が罹患をされている大腸がんのケースだと、以前は3か月の入院を必要としていました。

20センチほどの傷をお腹に作ることになるため、一生消えない大きな傷跡があるというのもコンプレックスになるものです。

ところが、草加病院でなされる内視鏡手術はその限りではなく、2ミリの穴から内視鏡を入れて患部を切除するだけです。

入院期間が3日ほどになるため、すぐに社会復帰をすることも可能になりました。

大腸がんは食事制限と運動制限も課せられるのが基本であったので、大半の方は頭を抱える大きな疾患です。

それが現在は運動制限がなくなったので、いくぶんかは気分も晴れやかになるものになっています。

これから大腸がんの手術を控えているという方は、一度受診をしてオペを見直してみるのも、必要な事柄かもしれないです。

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